「不屈 大阪府版」ブログ新着 ☆不屈中央版 №448 (2011/10/15発行)掲載中
ふたたび戦争と暗黒政治をゆるさないために、治安維持法犠牲者国家賠償要求運動に取り組んでいます。「不屈大阪府版」ブログです。
機関紙「不屈大阪府版」「不屈中央版」の記事を中心に憲法の話題、平和と戦争の話題、人権の話題、暮らしの話題、短歌、俳句、川柳など掲載しています。
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最近の更新は 2011年11月13日 です
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治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟大阪府本部
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主な記事●10月中央常任理事会開く…
●地方ブロック会議 各地で開催…
●8・15終戦記念日 全国で宣伝行動(続)…
●顕彰碑探訪 「伊勢崎多喜二 奪還事件」の菊池敏清
●時の焦点/野田首相の「A級戦犯消滅論」
●同盟歌壇/碓田のぼる選
不屈中央版 №448 (1) №448 2011/10/15号


野田住彦内閣が発足しました。
野田首相は、戦後の「東京裁判」で「A緑戦犯」として裁かれた人たちは「戦争犯罪人ではない」と主張。東京裁判を否定する歴史認識は、日本の行なった侵略戦争を肯定する立場です。
前原誠司民主党政調会長がワシントンで、PKOでの武器使用緩和、武器輸出三原則の見直しを公言。日本を「海外て戦争する国」にしようとするものです。前原氏は沖縄へ出かけ、基地誘致派を激励し気勢を上げています。憲法96条改正を目指す議員運盟が発足し改憲大連立が押し進められています。
野田首相、前原政洲会長①言動や、国家戦略会議に財界トップを迎えるというところに、野田政権の基本的なスタンスがあることを、しっかり見据えておかなければなりません。
歴史認識を正すたたかいを進め、「戦争丁る国」を許さない同盟渾動の基本を貫きながら、いっそう奮闘する時です。
不屈中央版 №448 (1) 2011/10/15号 歴史認識を正すたたかいすすめ「戦争する国」を許すな!

国会請願は12月9日(水) 受付=午前10時より・開会11時
集合=衆議院第1議員会館
不屈中央版 №448 (1) 2011/10/15号
11・9 国会請願はじめ年内諸課題の総達成を
2011年11月中央常任理事会
10月中央常任理事会は、第35回全国大会から3ヶ月たった10月5日午前11時から、東京・全労連会館において開催されました。
会議は冒頭、柳河瀬精会長が開会挨拶、議長に井上敏江副会長を選出した後、柳河瀬氏が「情勢と課題を考える」と題して①野田住彦首相の基本的スタンスが、侵略戦争を肯定する立場であり、首相に選ばれてもその歴史認識をかえようとせず、民生党政権下で「海外で戦争する国」にしようとする危険な動きや侵略戦争美化教科書の採択策動などが強まっている。②民主党政権は3・11大震災の復興・復旧問題、原発反対の国民の怒りと要求、たたかいを無視できない、同盟はこの国民の要求と結合して11月9日の国会請願へかけて全力をあげようと提起しました。
ついで、針谷事務局長から、①大会後の県本部大会とブロック会議の特徴として、「同盟運動を国民的運動へ」「21世紀を平和と人権の世紀に」とする方針が深められ、「県本部、支部強化・建設の取り組み、情勢に機敏に対応した活動が進み始めている」こと、②「11・9国会請願」の成功のために署名活動と同時に地元議員事務所への要請活動の強化、③京都治安維持法犠牲者追悼慰霊祭への協力、①全国女性交流集会への参加促進などが提起されました。小池財政部長は下半期決算状況と年末財政活動の取り組みについて提案。また全国大会で空席であった中央理事に福岡の上田実氏が報告されました。
会議では新常任理事10人を含む24人が発言、針谷事務局長から参加者の積極的な実践と発言を生かし、目前に迫った国会請願の成功のために力をつくそうとするまとめがあり、会長挨拶と提言、提案が全員一致で確認されました。
不屈中央版 №448 (2) 2011/10/15号(毎月15日発行)
新三役が共産党本部を訪問 柳河瀬精介長けじめ中央三役11名が10月14日、日本共産党中央委員会を訪問。共産党から和泉重行常任幹部会委員、柳沢明夫法規対策部長が対応し、第35回大会後の情勢の特徴、活動方針などで親しく懇談しました。
不屈中央版 №448 (2) 2011/10/15号(毎月15日発行)
年末に向け財政活動強化にご協力ください 日頃の同盟活動へのご理解ご協力に感謝致します。
一、会員拡大と会費の納入にご協力ください。
二、「年末募金」 一口、千円)にご協力ください。
三、「不屈」新年号名刺広告の掲載団体・個人を広げてください。
四、同盟発行の『治安維持法と現代」、『抵抗の群像』、各種DVDなど購読、普及にご協力ください。
不屈中央版 №448 (2) 2011/10/15号(毎月15日発行)
水車

東日本大震災から7か月、復興を願う国民の連帯の絆が強まる中で人命の尊さが論じられ、戦後の日本政治の在り様が聞かれます▼そのようなときに山田善二郎氏(国民救接会前会長、82歳)の近著「CIAの犯罪」(学習の友礼)を読んで考えさせられました。海軍の予科練を志願した軍国少年が、人生を変えたのは「1人の日本人の命を救うことからでした」松本清張の「日本の黒い霧」で有名になった「鹿地獄事件」です▼朝鮮戦争の最中、米軍の諜報機関に拉致・監禁された作家鹿地亘氏の救出の顛末は本書にゆずって、山田さん四の勇気ある行動は、持ち前の正義感とヒューマンな精神にあると思います▼山田さんは告発します。鹿地事件から半世紀以上も経過したいまなお謀略機関による数々の謀略が、世界の各地で行われている事実を直視して、不正義とたた
かった先達の教訓を糧にしてぼしいと。人命を粗末にする。勢力”に厳しい目を注ぎます。(池)
不屈中央版 №448 (2) 2011/10/15号(毎月15日発行)

国家と政府 ジェームス三木
国家権力が国民を弾圧し言論を封殺する目的は、はっきりしている。指導者がおのれの政治権力を守り、維持するためである。
そもそも国家とは何か。
定の領土と国民を持ち、価慎観を具有する統治システムというが、その定義はあいまいで、私たちは誰も国家を見たことがないし、さわったこともない。つまり国家そのものには、人格も意志もないので、国民を弾圧したり、他国を侵略することはあり得ない。
実は国民をあざむき、戦争を引き起こすのは、時の政府であり、国家になりすました権力者である。国民の権利を踏みにじり、犠牲を強いた責任は、権力を継承する政府がとらなければならない。
国家と政府をごっちやにするのは、権力者の思うツボである。きちんと識別しなければまた編される、国家といってしまえば、私たち国民もふくまれるのだ。
(脚本家)
不屈中央版 №448(3)2011年10月15日号 (毎月15日発行)
新人議員2人が入会し参加
北海道ブロック 会議は9月5~6~、富良野市で開催、令道から36人が出席しました。
参加者は、富良野市北大沼の「農魂の碑」を訪れ、多喜二の「不在地主」で有名な1927年の磯野小作争議を学びました。
この争議に参加し、翌年の3・15弾圧で検挙された山出森一氏の孫も出席し「地上側は争議の時、差し押さえにやってきて米を隠していないかと天井や床板をはがすなどのひどいことをしたり、祖母がおぶっていた幼児(私の母)にアメをくれたりする懐柔まがいの
こともしたと母が話していた」と語りました。
全体会議では宮田会長が署名、地方議会での意見書採択、紹介議員確保の3点に力を入れヽ次世⑤への広がりを意識して若い人へ入会を勧め、会員同上のつながりを重視した体制と活動強化を提案。分科会と全休会で討議し国会請順成功へ決意を固めました。
赤平の大道晃利(29歳)、歌志内の女鹿聡(西域36歳)両新市議は当選後すぐ入会して参加、「先人の闘いを現地で学び貴重な体験をした。道を作れば若い人も必ず参加してきます」と発言、参加者を激励しました。

「農魂の碑」前の参加者 富良野市
不屈中央版 №448(3)2011年10月15日号 (毎月15日発行)
亀戸事件と小林多喜二を学習
中国ブロック 会議は13・14の両日、山口市の湯田温泉で開催されました。中央本部の藤田廣登事務局次長が中央挨拶のあと「関東大震災・亀戸事件と小林多喜二」について講演。関東大震災直後(1923年)から犠牲者の救援活動にあたってきた労働運動の活動家たちが亀戸警察署で虐殺された亀戸事件に対し
て深い関心を寄せた小休多喜二の作品や成長にふれました。それから10年後小林多喜しは築地警察署で虐殺されることになりますが、戦前の治安維持法への不法の糾弾と怒りを呼びかけました。会議では各県から教科書問題の不当採択問題や、島根県益田市長が「皇紀年号」を公式の会議で使い政治の反動化をあおっている情勢など「暗黒政治を繰り返させない」奮闘が必要なことが強調されました。
また、島根原発や山口上関原発の諸問題が報告されました。国賠署名の一層の奮闘や地方議会決議の前進を誓い合って終わりました。会議には各県から31名が参加、また第1日目には山口県の19名が参加して会場いっぱいになりました。
不屈中央版 №448(4) 2011/10/15号 (毎月1川発行)
自立した支部活動の強化を
四国ブロック 会議は9月18~19日高知市で開催。参加者は中央本部を含めて36名でした。
柳河瀬会長が報告と提案を行い四国各県での同盟の前進めざす活発な討論を交わしました。特別報告に意見書採択(香美市)を取りあげ山崎議員団長から苦労話を聞きました。
会議は支部作りをしっかりと位置付けての発言、青年同盟員の全国交流提案、顕彰活動、自衛隊に関わる危険な動きや育鵬社教科書の採択など、参加者全員から貴重な意見が出されました。
支部活動について中央から宿題が出ました。参加者は地域支部の代表ですが、支部を基礎にした運動は弱点を抱えています。この重い課題を克服する事は同盟の将来に関わります。運動をおこし自立した支部活動に発展させねばと考えています。会員拡大・署名は最高時・前年度を下回っています。会議で確認された諸課題を、各県が達成に向けて取り組拉積極的な会議となりました。
不屈中央版 №448(4) 2011/10/15号 (毎月15発行)
この交流を力に飛躍しよう。
近畿ブロック 会議は9月13~14日の両日、大阪、京都、滋賀、奈良、兵庫、和歌山の各府県から過去最高71人の参加で京都清水寺の近くで開催。最初に、同志社大学名誉教授望田幸男さんの講演、「過去の反省の深化のために―日本・ドイツの比較」、日本におげる戦争責任と戦後補償をドイツとの比較のなかでくわしく掘り下げたものです。
続いて中央本部柳河瀬会長の報告を受け活発な討論が行われました。発言は25人で、意気高い支部の取り組み、青年部、女性部活動の紹介、地方自治体請願の教訓、犠牲者名簿の作成の苫労、会員拡大と署名の経験など、多岐にわたりました。この交流を力に活動を飛躍させ、1年後に兵庫で会いましょうと申し合わせました。
オプションとして、2日目の午後、普段は公開していない江戸時代初期の名庭、清水寺成就院をお寺さんのご好意で案内していただき見学しました。
不屈中央版 №448(4) 2011/10/15号 (毎月15発行)
支部を確立し自主的活動を
北陸・信越ブロック 会議は、9月12~13日、中央本部から針谷事務局長を迎え、各県から20名が参加して、福井県越前・岬町で聞かれました。
冒頭、針谷事務局長から、同盟運動の今日的意義をつかみ、確信を持って国民的運動に発展させていくことの重要性とそのための中心的な課題について解明した報告と問題提起がなされました。
続いて各県本部からブロック合議への報告を基に報告されたあと、討議に入りました。
討議は「共産産党の協力を得るためにはどうするか」「学習活動について」「会員拡人と署名目標について」などを中心に全員発言で積極的に進められました。
針谷事務局長の報告・中間発言・まとめの発言を含めて、学習活動の重要性とそれに基づくねばり強い働きかけが求められていること。顕彰活動も学習の一環であり、これを力にしていくこと。会員拡大も署名活動も、支部を確立し、それを基礎にした活動をどう作りあげていくかにかかっていること。目標は「賠償法」の制定であり、それを実現するのに必要な数が力である。それには各県本部の役割が決定的であり、この会議の参加者の今後の活動如何にかかっていること。大会決定・規約改定の中心点でもある「同盟運動を国民的運動に発展させる」、運動の規模と水準を一気に飛躍的に高めるにはどうするかを、提案文書と、交流・討議から学んだことを基に追求し、今後に活かして欲しい。また、女性部の確立も重要な課題であり、今年も女性の参加者け長野だけにとどまったことを是非克服してもらいたい、との結論的な指摘を厳しく受け止めて、躍進を誓い合う会議となりました。
不屈中央版 №448 (4) 2011年10月15日(毎月15日発行)
8・15 終戦記念日 全国で宣伝行動(続)【京都】 四条河原町で宣伝行動を行い、府本部と女性部部取り組み7名が参加。「平和、原発、くらし」などの話し合いを呼びかけ、日本を破滅に追い込んだ戦争に弾圧を恐れずに反対してたたかった人々がいたことを訴えました。
【大阪】 JR京橋駅前で柳河瀬会長先頭に13名が参加して「今日は終戦記念日、戦争犬平和、原発など、この国の在り方や未来のことを話し合いましょう」呼びかけました。この日は福田耕新理事(青年)の呼びかけで帰省中の大学生3人も宣伝行動に参加しました。
【鳥取】 田江・鳥取支部長先頭に5名が参加。鳥取駅前でビラ70枚配布、盆休み中で県外の人、高校生、孫の于を引いたおばあさんなど署名が64筆。なかには「戦時中、治安維持法弾圧や従軍慰女姉、原爆投下は信じられない」という政治学専攻の若者との対話もあり、活動の重要性を痛感させられました。
【高知】 市役所前・県庁前で宣伝に参加者は秦市会議員を含む7名で400枚のビラ配布。通行中の外国人が駆け寄ってくるなどビラの反応は上々。また「8・15戦争を語るつどい「伊藤博文暗殺事件と日韓併合101年」会場でも配布。講演は今の時代を生きる我々に同盟の役割を考えさせる1日でした。
【宮崎】 宮崎市繁華街の山形屋前で日高会長はじめ女性部員など5名が参加。大震災と原発の復旧・復興と同時に戦争に反対して弾圧された人々の名言回復を求める訴えとビラを配布。県南支部は、若松事務局長・小山幹事が都城市内25か所で宣伝。「がんばって」と声がかかり、来年は人数を増やし、ノボリも立ててやりたい、と事務局長。
【北海道・十勝支部】 8月15日十勝支部白長谷部支部長、酒井事務局長、上川女性部長の3入が帯広駅前でハンドマイクが故障し、地声で訴えました。
この署名は、戦争に反対の署名です」に応えて通りがかりの女子高校主が署名し、あちこちに携帯をかけ始めました。「いま戦争に反対の署名をしているの、あんたも賛成なら署名しとくよ」とたちまち、友だち、先生、父母へとひろがり30筆にもなりました。上田さんは若い人の発想とエネルギーに驚き、訴えが若者の心を捉えたとき署名
は飛躍的に増えると確信しました。
【札幌】 中心街の三越前で12人が参加して宣伝行動中、右翼の街宣車が妨害行為に出ましたがそれをはねのけて訴えました。
不屈中央版 №448 2011年10月15日(毎月15日発行)
多喜二を伊勢崎に呼び、作家同盟の
結成準備中に検束され、たたかった
菊池敏清
小林多喜二が群馬に来県したのは1931年9月6日。多喜二27歳 菊池敏清22歳、貧農出身の多喜二と違い、菊池家は茂呂村(現伊勢崎市)有数の地主。その裕福さは、敏清が小学校から東京の学校に通ったことにもみられます。
彼は、東京帝国大学2年生で社会矛盾にめざめナップに加盟し、『戦旗』支局の責任者が前年秋に検挙された後、その仕事を引き継ぐように帰郷。『戦旗』は定期購読50部、最大150部の読者がいました。この活動を背景に、敏清の講師要請にナップ側が応えたようです。前売り券350枚が売り切れる程の人気で、小林多喜二・村山知義・中野重治の講師陣に加え、地元幹部の多くも敏清を含めて、事前に敵清宅で検束されました。
しかし、官憲と民衆側の交渉で午前2時には全員を釈放。警察・特高側の資料には一言の叙述もありません。司法省管轄下の前橋裁判所の資料には講師陣3人の検束とともに、プロレタリア作家同盟群馬県支部準備会結成をめざす敏清の活動が刻印されています。群馬では翌年9月に激しい拷問を伴う大弾圧が行われ、戦線を縮小しました。敏漬は戦時中に自分が相続した土地のぽとんどを小作人に無償解放したと伝えられています。
敏清宅は現存し、9月4日の第4回伊勢崎多喜二祭で公開。松本善明氏の講演会には450人が参集、多喜二のデスマスクはじめ膨大な資料展示会も開催。参加者に大きな感銘を与えました。
(群馬県本部 長谷田直之)
不屈中央版 №448 (6) 2011年10月15日(毎月15日発行)
野田首相の
「A級戦犯消滅論」 川柳「野田どじょう泥臭いよりきなくさい」が大受けです。
1956年国会で赦免決議のうえ釈放され、当人または遺族がそれぞれ高額の年金を手にして以降、処刑された東条はじめA級戦犯はすべて、罪が消滅したというのが、野田首相の持論。
8月15日、現在も見解は変わらないと表明。野田首相が2005年と06年、再度提出した質問主意書には「南京大虐殺20万人」や「日本のソ連侵攻」は虚構とし、満州事変以来のアジア・太平洋戦争15年戦争は侵略戦争でないという歴史認識を示しています。
「A級戦犯」は国内法の手続きをとらない国際裁判の結果だから国内では通用しないという奇妙な論理を展開、東条らが合祀されていても靖国神社にA級戦犯はいないと強弁、結果として、総理大臣や天皇・皇后の靖国神社への公式参拝は適法妥当と主張しています。
A級戦犯を裁いたニュールンベルグ裁判や東京裁判は一定の歴史的政治的条件の制約をともないながら、平和と文明と人道の名において侵略者を裁く世界史的役割を果たしました。そして国際世論の高まりの中で「戦争犯罪と人道に反する犯罪に対して時効不適用条約」が1968年国連総会で採択され、所定の世界各国の批准を経て70年発効しました。
野川首相の「A級戦犯消滅論」は、「時効不適用条約」を否定し、人権弾圧の稀代の悪法「治安維持法」をも適法とご肯定して、治安維持法犠牲者の名誉回復要求に背を向けることになります。
今日、野田首相の、そして松下政経塾生共通の「A級戦犯消滅論」に加え、閣内からも政権与党からも、「武器の使用」や「武器の輸出」などについての見直し論が噴出しています。さらに「秘密保護法」の策定も見え隠れしています。あらためて同盟の要求と運動は歴史認識を正すとともに国際法を尊重し普及し、世界の平和と文明と人道に貢献する意義あるものと実感します。(元)
不屈中央版 №448 (6) 2011年10月15日(毎月15日発行)
同盟歌壇 碓田のぼる選 鳥取県 大久保惜吉
原発のフォールアウトを収め得ずに再稼動ねらう虎視耽耽として
静岡県 江川 佐一
同盟の国会請願迫りたり署名少なきに恥じらいており
岐他県 和田 昌五
問題の教科書見ればこと細かに明治憲法讃える記述
東京都 若林 義文
政党政治の翼賛化して草の根の革新懇ニ十年経つ
福井県 元山章一郎
コオロギの鳴く声聞きて秋を知る被災のこともしばし忘れて
北海道 棟 徹夫
負けてなるか何の試練か綾なすも雷鳴激し妻の背擦れば
大分県 渡辺 幹生
車廃め歩きとバスに替えたるも膝関節の痛みが襲う
新潟県 加茂川ハル子
「草良系」「イケメン」「イクメン」関わりなき夫と生きし昭和、平成
兵庫県 岸本 守
戦地から届きし手紙姉と見る「元気に軍務」といつも書きおり
東京都 山崎 元
宰相に浮上してなお野田どしよう東条無実のたわごと変えず
〈選のあとに〉秋は、日本人の叙情の深まる季節です。叙情とは感動の別名と云ってもよいでしょう。感動とは、日常、現実の中で「あ、」と思ったことです。その「あ、」をしっかりとらえることこそ、表現です。
(歌壇投稿は、毎月15日必着でお願いします―編集部)
不屈中央版 №448 2011年10月15日(7) (毎月15日発行)
衆・参両議員20名に要請
埼玉県本部 埼下県本部は、臨時国会開会後の9月14日、矢島県本部会長(元衆院議員)ら三役が、議員会館まで出向き、埼玉県選出の両院議員20名(参院6名、衆院14名)に、請願についての紹介議員になっていただきたいとの要錆行動を行いました。
会長がOBなので議員本人とは4名に面会でき、そのなかで、民主党本部から最近請願紹介については党本部が管理するとの通達が出されたことが明らかになりました。本人不在の秘書には、後日訪問することを予約し、全国請願行動を成功させるため、署名をやり遂げようと確認し
合いました。(事務局・小室仁弥)
不屈中央版 №448 2011年10月15日(7) (毎月15日発行)
「同盟学校」開催へ
新潟県本部 野田内閣が発足し、人権を踏みにじって15年戦争をおし進めたA級戦犯を「戦争犯罪人ではない」などと記者会見で発言した歴史認識をもつ反動的人物の登場に県本部は「侵略戦争を肯定する立場」を許さず、こうした情勢に対応するために同盟県本部と支部の活動強化が求められている、として10
月から中央講師を招いて「同盟学校」を開催することにしました。
不屈中央版 №448 2011年10月15日(7) (毎月15日発行)
「教育・職員基本条例」撤回せよ
「維新の会」議員団に申入れ
大坂府本部 犬阪府本部は、9月7日、柳河瀬会長を先頭に「大阪維新の会」府会議員団に対し「教育基本条例、職員基本条例」の撤回を強く求める要請を行いました。
同盟府本部理事会の⑤決議にもとづいて行動したもの。
不屈中央版 №448 2011年10月15日(7) (毎月15日発行)
8・15宣伝に高校生3人が
飛び入り参加
神奈川県本部 横須賀支部は衣笠駅前での宣伝活動に、高校生3人が飛び入り参加、元気に声をかけながら20分ビラまき、国賠署名と原発ゼロ署名を50筆集めました。
不屈中央版 №448 2011年10月15日(7) (毎月15日発行)
第22回全国女性交流集会
に全県からご参加を と き 11月13日(日)午後1時~14日(月)正午
ところ 静岡県熱海市 ホテル池田
記念講演 「未来に継ぐためいま学ぶべきことI治安維持法下の女性の人権」(仮題)岩下美佐子さん(カナダバンクーバー九条の会国内世話人
不屈中央版 №448 (8) 2011年10月15日 (毎月15日発行)
「らいてうの家・無言館」ツアー
東京都本部女性部 9月4~5日、都本部女性部と新婦人板橋支部共催の「らいてうの家・無言館」を訪ねるツアーは43名が参加しました。都本部女性部が恒例の「春を呼ぶつどい」で米田佐代子さん(らいてうの家館長)の講演を開き、ぜひ訪ねたいとの要望に応えた企画でした。
当日は、『青鞜』創刊100年にあたり「森の祝祭」 in らいてうの家百年の女たちのメッセージを開く会」が開かれ、参加。森の風に吹かれながら米田さんの「らいてうの志を継いで明日へともに歩いていきましょう」の訴えと、合唱、独唱、朗読劇に胸を熱くして聴きました。
2日目は無言館、信濃デッサン館で若くして戦場に散った画学生の遺作を涙で見学しました。別所温泉・安楽寺境内前の「山宣の碑」にも詣で治安維特法に反対して斃れた山宣を偲びました。
不屈中央版 №448 (8) 2011年10月15日 (毎月15日発行)
正しい歴史認識深める学習
秋田支部女性部 秋田支部女性部は8月21日「第24回学習と交流のつどい」を開催。近江谷昭二郎県本部会長が講演「侵略戦争を正当化・美化する逆流の根を断っで正しい歴史認識を深め広げるために」を行いました。参加者からは「はじめて学習
会に参加して、歴史の全体的流れがよくわかった」と好評でした。
不屈中央版 №448 (8) 2011年10月15日 (毎月15日発行)
第22回全国女性交流集会に全県からご参加を
と き 11月13日(日)午後1時~14日(月)正午
ところ 静岡県熱海市 ホテル池田
記念講演 「未来に継ぐためいま学ぶべきことI治安維持法下の女性の人権」(仮題)岩下美佐子さん(カナダバンクーバー九条の会国内世話人
不屈中央版 №448 (8) 2011年10月15日 (毎月15日発行)
《寄贈図書》「きっと時代は来る」
伊藤てる著 山形県教育文化会議
定価150O円
「茨城の先人たち」奈良達雄著
育風舎 定価1500円+税
不屈中央版 №448 (8) 2011年10月15日 (毎月15日発行)
事務局日誌9月4口 亀戸事件88周年集会
4日 第4回伊勢崎多喜二祭
9月10日 「不屈」編集会議
5~6日 北海道ブロック会議
12~13日 北信越ブロック会議
13~14日 近畿ブロック会議
〃 中国ブロック会議
18~19日 四国ブロック会議
25~26日 関東ブロック会議
28~29日 東七ブロック会議
9月29日 「不屈」編集会議
不屈中央版 №448 (8) 2011年10月15日 (毎月15日発行)
『治安維持法と現代』「10月30日発売」【主な内容】[東日本大震災・原発事故特集]被災者の生存権を保障する「人間の復興」を=岡田知弘、吉井英勝衆院議員に聞く=福島第1原発事故は「原発利益共同体」と「安全神話」が招いた人災。こだごどにまげでらんに。がんばっべない=野口邦和、岩手・宮城・福島から現地報告。米軍「トモダチ作戦」と
は何だったのか=内藤功、横浜事件再審裁判24年=橋本進、太平洋戦争開戦70周年 歴史の教訓は何を呼びかけるか=畑山重夫、育鵬社・自由社版教科書の採択反対運動とこれからの課題=石山久男、明治の社会主義者田添鉄二と現代=猪飼隆明、など。A5版、定価1000円、お申込は各都道府県本部へ。
治安維持法と現代を結ぶ総合誌 2011年秋季号 企画・編集 治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟
不屈中央版 №448 (8) 2011年10月15日 (毎月15日発行)
第35回全国大会
日本共産党緒方靖夫副委員長の挨拶
(要旨) 大会参加者のみなさん。今日は諸先輩、おなじたたかいを進めるみなさんとお会いできうれしく思います。最初に日本共産党からの連帯とお祝いのごあいさつを申し上げます。治安維持法は反戦平和、民主主義、社会進歩を抑圧・弾圧した悪法で、この犠牲者に対して国が謝罪し賠償せよ、公式に名誉を回復せよというたたかいは、まさに正義のたたかいです。またこのたたかいは、日本の未来をつくって行くことにつながるものです。
いま運動組織の世代交代の話が出ましたが、直接の犠牲者だけがたたかうのではこの運動は続きません。私たちも参加・継承していく運動でなければならないと思っています。私自身もみなさん方の運動に将来加わって行きたい、そのことを改めて決意しているところです。
さて私自身は電話盗聴事件のときに国連の人権委員会に訴えました。国賠同盟もこの十数年来、国連人権委員会に訴えていますが、「戦争に反対し平和のためにたたかった」人たちが弾圧・投獄・虐殺され、今なお何等、謝罪も受けていないと報告すると、「えっそんな国が今でもあるの?」と驚かれます。同じ枢軸国であったドイツ、イタリヤでは異なっています。フランスやその他の国ではいうまでもありません。ですからこの遅れた「人権後進国」の異常をただしていくたたかいは、過去の誤りを認めさせ、賠償させるだけでなく、異常な日本を人権と民主主義の輝く21世紀にしていく課題につながるものと思います。
ペルーでは、第2次世界大戦中にアメリカ政府の要求で日本人をアメリカの収容所に送り込んだことは不当かつ許されない誤りだといって日本政府・日本国民に対して初めて公式に謝罪を表明しました。アメリカ政府は、日系人を大戦中に強制収容したことに対してその誤りを認め、謝罪して賠償金を払うこととし、直接の収容対象者と子孫も含めて8万数千人に10年かけて16億ドルの賠償金が支払われました。ですから私たちのたたかいは遅すぎることはなく、それを求めてたたかっていくその過程が新しい日本をつくって行くことにつながるのだと思います。そうした意味でみなさんのたたかいはまさに今日的な国民的な支持を受ける大義があります。
いま日本は、東日本大震災と津波、原発事故という三重の災害を受けています。その救済・復興、原発事故収束の立ち遅れの中に、日本の歪み、異常さが現われています。その異常さは歴代の自民・公明政権、そして民主党政権が増大させてきたものです。この誤った勢力とのたたかいは壮大な課題です。そのたたかいの一翼を担っておられるみなさん方のたたかいと組織が前進し、この大会が大きな成功を収められることを確信します。今後も共にたたかわん、そのことを述べて日本共産党からのごあいさつと致します。
不屈 No446 2011年8月15日(毎月15日発行)
主な記事●各地で同盟本部大会ひらく……
●私も一言/小澤隆一……
●顕彰碑探訪/反戦川柳人鶴彬の墓……
●第35回大会特別決議……
●同盟歌壇/碓田のぼる選……
●時の焦点/原爆ぜ口に原発の危険も……
●北から南から……
不屈中央版 No446 (1) 2011年8月15日
(毎月15日発行)
8・15宣伝行動やブロック会議をバネに
国会請願成功に全力を
第35回全国犬会から2か月が過ぎました。
いま、各県本部犬会が開かれ大会方針の具体化がすすめられています。とくに同盟運動を、未来を展望し21世紀を平和と人権の世紀にしていくとたかいとして、署名目標や地方議会への請願、支部建設と会員拡大など国民的運動にしていくための努力が始まっています。
東日本大震災と原発事故は依然として深刻な事態が続いており、被災者の立場で一刻も早い復旧、復興が求められています。
国会請願行動は10月5日(水)に決まりました。国会請願行動を同盟の新たな前進と飛躍の突破口にしなければなりません。
しかし、7月1日現在、署名で昨年を超えているのは京都、奈良、島根の3県です。
すべての県本部、支部で署名で昨年を上回るとともに紹介議員の地元事務所への要請行動を直ちに始め、8・15全国一斉宣伝行動やブロック会議をバネに国会請願行動を成功させるために全力を挙げましよう。
不屈中央版 No446 (1) 2011年8月15日(毎月15日発行)
国会請願日程
不屈中央版 No.446 (2) 2011年8月15日(毎月15日発行)

NHK連続小説″おひさま″をみながらあの戦争時代を繰り返してはならぬと思うと同時に、なぜ国民を不幸のどん底におとし入れた戦争を防げなかったかと問う▼海軍大将井上成美が戦後語った「いまでも悔やまれるのは、戦争に反対した人々を法で抑えつけた事だ。自由にしておくべきではなかったか。そうすれば戦争は起きなかったのではあるまいか・・・」と▼同盟が発表した小論文「虐殺 国家テロリズム、特高警察によって虐殺された人々」が反響を呼んでいる。虐殺された小林多喜二など90人の名簿を発表したが、日本政府はいまだこれらの人々の調査もしなければ謝罪も補償もしてない事を知って驚く人が多い▼ヨーロッパなどでは真の愛国者として讃えられているが、日本も戦争に反対した人々が社会的に讃えられるようになってはじめて、本当に戦争を反省し、平和と民主生義の国になったと言えよう。同盟運動が“未来を展望するたたかい"に納得。 (池)
不屈中央版 No.446 (2) 2011年8月15日(毎月15日発行)