同盟要求の前進で 新しい年を迎えよう
今年はじつに波乱に満ちた年でした。
参院選における自公政権与党の歴史的敗北、改憲・戦後レジームからの脱却を呼号した安倍前総理の政権放り出し、この自公政権と「大連立」をたくらんだ民主党小沢代表の醜態きわまるドタバタ劇。
しかしこの波乱の底には、政治を変えたい国民の深部の力があり、真の革新勢力の奮闘いかんによっては、新しい未来を開く可能性を秘めています。
来年は、一九六八年に同盟が創立されて四〇周年。また多喜二虐殺七五周年、三・一五大弾圧八〇周年という節目の年でもあります。同盟は今年も国会請願行動はじめ全国大会、九ブロック会議、全国女性交流集会をそれぞれ成功させました。今日、同盟の要求にもとづく運動と存在意義はますますたかまっています。
アメリカ追随、国民に背を向ける福田内閣の「ゆきづまり解散・総選挙」が早晩行われます。同盟の独自課題をしっかり追求しつつ、同盟要求の支持勢力を前進させましょう。
今年も残りわずか。新しい年、同盟創立四〇周年の節目の年を意気高く迎えましょう。