国会請願の成功を力に
会員1万6千を実現しよう
全国からつどう国会請願の代表団。衆・参両院議員に要請行動をおこなう。
五月十三日の国会請願は四十二都道府県から百四十五人の代表が三十一万三千八十二筆の署名を持って参加、四百五十五人の衆参両院議員を訪問しました。この日、治安維持法犠牲者の水谷安子さん(96歳)は「全国の同盟のみなさんの粘り強い活動に感謝するとともに要求実現までがんばります」と決意をのべられました。
同盟は今年創立四十周年をむかえ、四月十三日の「治安維持法の犠牲者と語り合うつどい」はじめ、「九条世界会議での分科会開催」、犠牲者の体験を綴った『抵抗の群像』と『治安維持法と現代』特別記念号を発行、多くの方々から共感と感動の声がよせられています。
皆さん。これらの成果の上に立ってさらに四〇周年事業の成功と独自の課題の前進、会員拡大に全力をあげようではありませんか。
昨年の大会以降千名を回復した北海道本部、目標の四百五十名を突破した福岡県本部をはじめ、二十四の道府県で百三十五名の会員を増やしています。これらの貴重な経験から多くの教訓を学び、全都道府県の本部と支部が、記念すべき四〇周年の年として会員拡大目標全国一万六〇〇〇名会員を実現しましょう。
憲法改悪反対の声が国民の六割に達し、靖国派の新たな策動や自衛隊の海外への恒久派兵法を許さないために、同盟の真価を発揮し国民共同の運動を大きく発展させましょう。
2008年6月15日 不屈(毎月15日発行) №408