国民世論を拡げ
同盟要求実現と会員拡大の取り組みを
2010年7月中央理事会
7月中央理事会は7月23日、全労連会館で開かれ、柳河瀬精会長が開会あいさつし、栗田翠・林洋武両副会長を議長に選出した後、針谷宏一事務局長が情勢の特徴と同盟の任務について報告。20人が発言し、同盟活動を前進させることを意思統一しました。
柳河瀬会長(写真左)は、参院選の結果は、民主党政権が大敗、自民党は比例で後退、二大政党は不承認、みんなの党が受け皿となった。国民は新しい政治を模索していると指摘。民主党は、安保条約の「深化」、軍事力増強など「海外で戦争する国」へと自公政権を踏襲・発展させていると強調。一方、侵略戦争と植民地支配に対する謝罪と賠償を求める戦後補償のたたかいは今日、政治的解決を求める機運が高まっている。同時に、治安維持法が悪法で国家権力の犯罪であり、犠牲者に謝罪と賠償をおこなわせるたたかいは、同盟自らが切り拓かなければならないと力説。「運動のマンネリを吹き払って原点に立ち、歴史の事実を知らせ、運動を国民的運動へ発展させよう」と述べました。
2010年7月15日不屈(毎月15日発行)№434