亀戸事件と小林多喜二を学習
中国ブロック
会議は13・14の両日、山口市の湯田温泉で開催されました。中央本部の藤田廣登事務局次長が中央挨拶のあと「関東大震災・亀戸事件と小林多喜二」について講演。関東大震災直後(1923年)から犠牲者の救援活動にあたってきた労働運動の活動家たちが亀戸警察署で虐殺された亀戸事件に対し
て深い関心を寄せた小休多喜二の作品や成長にふれました。それから10年後小林多喜しは築地警察署で虐殺されることになりますが、戦前の治安維持法への不法の糾弾と怒りを呼びかけました。会議では各県から教科書問題の不当採択問題や、島根県益田市長が「皇紀年号」を公式の会議で使い政治の反動化をあおっている情勢など「暗黒政治を繰り返させない」奮闘が必要なことが強調されました。
また、島根原発や山口上関原発の諸問題が報告されました。国賠署名の一層の奮闘や地方議会決議の前進を誓い合って終わりました。会議には各県から31名が参加、また第1日目には山口県の19名が参加して会場いっぱいになりました。
不屈中央版 №448(4) 2011/10/15号 (毎月1川発行)