「読む会」から「学ぶ会」へ
2012年1月から続けてきた「日本近現代史を読む」を「読む会」は今年3月に終わりました。次は?の検討の結果、志も新たに「東アジア3国の近現代史」を学ぶことになりました。
* 呼びかけ *
いま日中韓3国をめぐる歴史認識のあり方が鋭く問われています。この時にあたり、改めて東アジア3国の近現代史を学びませんか?
「学ぶ会」は誰でも気軽に参加いただけるよう工夫をしながらすすめます。その基本は①有志による読みあわせ(音読)、②参加者による話題や資料の提供、③こもごもの感想・意見交換です。
チューターなどは特に設けず気軽に「読み切ること」を目標にしています。
テキストには、日中韓の研究者らが丁寧に議論して編纂された「未来をひらく歴史 東アジア3国の近現代史・第2版」(高文研刊・
¥1,600)を選びました。
「日本近現代史を読む」を読む会に続く気の長い企画で、今回も2年程度の期間を想定しています。
第1回の日程
と き 6月21日(土)pm1:30~
ところ 治安維持法国賠同盟
大阪府本部・事務所
* テキスト紹介 *
第2版 未来をひらく歴史
東アジア3国の近現代史
日中韓3国共通歴史教材委員会=編集
■3年間、10回の合同編集会議を重ねて原稿を検討
■日本委員会の代表は大日方純夫(早稲田大)、笠原十九司(都留文科大)、俵義文(教科書ネット21事務局長)です。
日本・中国・韓国の研究社・教師らが共同編集・執筆を経て作り上げた先駆的近現代史!「第1版」発刊後、一年をかけて再び三国共同で細部の記述のズレを点検・検証、発刊一周年を記念して出版する三国完全修正版
★ 「学ぶ会」プレ企画 ★
「渡り川」を観る会
「学ぶ会」発足に先だってプレ企画として1994年に制作・公開されたDVD「渡り川」を観る会を開くことにしました。
幡多(はた)地域の高校生達が郷土の歴史を学びつつ、韓国の青年たちと交流、「従軍慰安婦」の問題などにもせまる感動的なドキュメンタリーです。
と き 5月24日(土)pm1:30~
ところ 治安維持法国賠同盟
大阪府本部・事務所
※「学ぶ会」と「渡り川」どちらも無料です※